お金2.0 新しい経済のルールと生き方/佐藤 航陽
を読みました。
結構前に。
メルカリで1000円以上で売れました。
おかげで見直すこともできない。
スマホだったため画面が小さくてやめました。
かといって専用リーダーを持つのも微妙です。
微妙といっても買ったわけではないので、一度試してみたい。
フリマアプリのおかげで中古品がそこそこな値段で売ったり買ったりできるようになりましたね。中間搾取が減ったのは良いことです。
内容は、だいたいトークンエコノミーになるぞっていう感じだったと思います。
そもそも資本主義経済の歴史はわりと浅くて。
金本位制が廃止されて今の通過体制になってからの歴史はもっと浅い。
日本人は誰もが円の価値を額面通り信用していますけど、
そうでない国もたくさんあります。
国家が不安定で、その国が発行している貨幣を安心して使えないわけですね。
そういう国ほど、電子決済や仮想通貨を(必要に迫られて)使っています。
今の日本はキャッシュレス化が遅れていると言われていますが、
すでに現金決済でのインフラが整いすぎているからこそなのではないでしょうか。
東京五輪に向けてキャッシュレス化が推し進められていますので、
決済インフラは整っていくでしょうし、言語や文化の違いを越えるためのテクノロジーも活用されると思います。
ただ、それを日本国民が使うようになるかどうかは、また別の問題ですね。
シェアリングエコノミーもそうです。
日本では規制の波が強くてあまり広がってないみたいです。
それだけ、今に不自由を感じていない人が多いんでしょうね。
個人的には自動運転+カーシェアリングが広まってくれると嬉しいなーなんて思います。
自動運転が完全に実現されるならタクシーでも良いですね。
で、本の内容に戻りますと、
今私たちが当たり前のように価値があるとおもっている貨幣は、
その形を変えていくだろうという話です。
だからもっと面白いことに取り組んでいこうぜと。
労働に対する考え方も変わってきていますね。
労働=苦・我慢みたいなイメージは、古くなってきています。
生きるための労働ではなく、自己実現・人生をより楽しくするためのものとして労働が位置付けられてきています。
まだまだ、そうでない労働が多いですが。
どうなるんですかね。
変わっていくだろうとは思いますが、
どう変わっていくかの想像はまだできません。
これが見えるようになったら、面白そうです。